「第22回 企業フィランソロピー大賞・ふるさとの人づくり賞」の表彰状を授与いただきました

「第22回 企業フィランソロピー大賞」において、~東日本大震災復興支援プロジェクト~未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト「一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」の取り組みで「企業フィランソロピー賞・ふるさとの人づくり賞」を受賞しました。
贈呈式は、2025年2月28日(金)に如水会館(東京都千代田区)にて開催され、当社代表取締役社長 鈴木整が取り組みについてプレゼンテーションを行い、公益社団法人日本フィランソロピー協会 会長の浅野史郎氏から表彰状を授与されました。
企業フィランソロピー大賞は、社会課題の解決のために自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰するものです。公正で温もりと活力ある社会を次世代に伝えることを目的として、公益社団法人 日本フィランソロピー協会が2003年に創設しています。
【 ふるさとの人づくり賞 】
~東日本大震災復興支援プロジェクト~
未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト
「一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」の取り組み
<贈呈理由>
ふるさとを思い自然との共生を事業の核に据えた酒造りを営む同社は、2011年の東日本大震災時、「沿岸部の子どもたちは勉強どころではない」との社員の一言を契機に全社員で被災地を視察。子どもたちに学ぶ機会と場所を提供したいという思いから、支援活動を検討。2011年当時0歳だった子どもが20歳を迎える2031年までバトンをつなぎ続けるとの決意のもと、宮城県産米を使用した原酒『3.11未来へつなぐバトン』を製造・販売し、売上全額を公益社団法人ハタチ基金に寄付する取り組みを同年12月に立ち上げた。2023年度までの寄付額は累計約8,000万円にのぼる。
また、ハタチ基金の支援を受けた宮城県の大学生が、令和6年能登半島地震被災地で、子どもの居場所づくりに関わるという「ご恩送り」につながっている。子どもの将来を見据え、共感と希望を生み出す覚悟ある取り組みを高く評価したい。
公益社団法人 フィランソロピー協会(HP内 第22回企業フィランソロピー大賞)
【 受賞御礼 】
今回の受賞は、震災経験者から次世代の被災地支援者へと支援の「バトン」を繋いだ取り組みや、子どもの将来を見据え、共感と希望を生み出す覚悟ある取り組みとして高く評価いただきました。これも偏に本企画にご賛同くださった多くのお客様の温かいご支援とご協力の賜物と改めて御礼を申し上げます。
「酒造りは人づくり、人づくりは人の心づくり」だと考えております。これからも「未来へつなぐバトン」を通じて、子どもたちの未来を支える活動を続けて参ります。
皆様の温かいご支援とご愛飲を、心よりお願い申し上げます。
○ プロジェクト概要 ○
一ノ蔵 本社蔵のある大崎市は2011年3月11日東日本大震災では震度6強、4月7日最大余震では震度6弱と未曾有の大震災に遭遇しました。
震災直後は酒造りの見通しも立たず、社員全員が不安を抱いていた中、宮城県内外から物心両面での温かいご支援を賜りました。
これを心の支えとして、弊社は早い時点から前へ一歩を踏み出すことが出来ました。
皆様から賜ったご恩に少しでも報いたい、被災した者同志が共に手を取り、助け合いながら前に踏み出していきたいという想いから、社内議論を重ね、本業である醸造発酵による支援プロジェクト「未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト」を2011年12月に発足しました。
本プロジェクトは、宮城県産米を使用した商品『3.11未来へつなぐバトン』を販売し、その売上金全額を、東日本大震災で被
災された子どもたちの継続したケアを目的とした基金団体「ハタチ基金」へ寄付する活動です。
※ハタチ基金公式ホームページはこちらをご覧ください
震災当時0歳だった子どもがハタチを迎える日まで、弊社は継続支援して参ります。
▶2025年 活動状況はこちらをご覧ください https://ichinokura.co.jp/news/5212
▼クリックしてご覧ください