2018.12.28
平成31年立春朝搾り 酒母仕込み4日目(暖気2日目)
蔵だより
12月28日。立春朝搾りの酒母は本日仕込み4日目。暖気樽による昇温操作2日目を迎えました。
朝の作業が始まり、保温用の蓋が開けられました(写真上左)。酒母の表面を見ると、タンク中央を中心に少し膨らみ、ところどころに筋状の泡が見られました(写真上右)。香りを確認するとあま酒のような甘い香りが昨日よりもやや強く感じました。
朝の櫂入れが行われました。昨日の朝に比べるとお米が融けたことで流動性が良くなり、櫂棒を引き上げるとそのあたりに波が立ちました。全体が混ざるように櫂を入れて櫂入れは終わりました。
櫂入れが終わると検温が行われました。今朝は8.5℃と昨夕から0.5℃下がりました。
検温が終わると暖気樽を入れました。お湯を詰めた暖気樽を今日は2本入れました。
2本入れた暖気樽はそれぞれタンクの半分をこまめに動かし(写真上左)、都度蓋を締めて保温しました(写真上右)。
午前10時、タンク中央に暖気樽を並べて保温しました。
暖気樽を入れたことでお米が更に融けて粒の形が崩れ緩いお粥状になってきました。また、表面が朝よりも膨れた感じがしました。暖気樽は午後1時迄入れて酒母を温めます。