2019.07.31
やまのしずく田植えから92日目の様子(7月31日)
蔵だより
晴天と酷暑が続く7月31日。宮城県も昨日、ようやく梅雨明けし夏本番となりました。
さて、早生品種やまのしずくは田植えから92日目を迎えました。田んぼには既に赤とんぼがたくさん舞うようになり、一足早く秋を感じるようになりました。
また、田んぼに目を向けると前回観察よりも、やや黄緑色へと変化しました。黄緑色の強いところを見ると穂が出ていました。ほとんどの苗から穂が出たことで穂揃い期を迎えました。昨年と比べると1週間程遅いように感じました。それでも周りの田んぼよりも早い出穂の為、周りからスズメがたくさんやって来ているので、鳥除けを設置しました。
水管理では、田んぼの地温が高くならないよう水を循環させる「かけ流し」を行っていました。
苗丈の測定を行いました。一番背の高い苗丈は102㎝、7月22日の測定から21㎝伸びました。また穂の長さも測定すると24㎝ありました。籾を見ると受粉を終えたものが多かったので、これから実入り(登熟)となります。稲刈りまであと1ヶ月程。高温障害にならないように管理をしていきます。