お客様がご使用のブラウザでは一部機能をご利用いただけません。
Microsoft Edge、その他ブラウザでの閲覧をお願いします。

2019.09.25

新米新酒しぼりたて 酒母仕込み3日目の様子(初暖気)

蔵だより
このページをシェアする
新米新酒しぼりたて 酒母仕込み3日目の様子(初暖気)

 秋分の日が過ぎてから、朝晩が1日1日と涼しく感じるようになりました。今日は新米新酒しぼりたての酒母は仕込み3日目、初暖気(はつだき)を迎えました。仕込み室に入ると、タンクに保温用マットが巻かれ蓋が準備されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しばらくすると門脇杜氏が酒母の状態を確認しました。柄杓でお米を少し取り出し、数粒を指の腹でつぶして硬さを確認しました。酒母の状態を眺めてみると、お米の粒はまだ原形を留めていました。香りを確認すると、お米の香りとほのかに甘酸っぱい香りが漂っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝の櫂入れが行われました。櫂棒でお米をつぶさないように丁寧に櫂を入れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 櫂入れ後、検温が行われました。今朝の品温は6.5℃と前日より3.5℃下がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 検温が終わると、お湯を詰めた暖気(だき)樽を酒母に入れて保温を始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暖気樽を入れてしばらくすると場所を移動させました。暖気樽の移動は午前10時まで行い、それ以降、午後1時までタンク中央に置きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後4時、夕方の作業が行われました。午後1時に暖気樽を取り除いた酒母に櫂を入れて混ぜました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 櫂入れが終わると夕方の検温が行われました。夕方の温度は9.0℃と朝より2.5℃上昇しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 検温が終わりタンク掃除をしたところで酒母を覗いてみました。朝に比べてお米の粒が少しずつ融けて、お粥状になってきました。また、香りを確認すると朝よりも甘酸っぱい香りがより強く感じました。保温用の蓋をして今日の作業は終了しました。