お客様がご使用のブラウザでは一部機能をご利用いただけません。
Microsoft Edge、その他ブラウザでの閲覧をお願いします。

2019.10.02

新米新酒しぼりたて 酒母仕込み10日目の様子

蔵だより
このページをシェアする
新米新酒しぼりたて 酒母仕込み10日目の様子

 朝晩の気温が日に日に下がり、今朝は吐く息が白くみえた10月2日。
新米新酒しぼりたての酒母は本日仕込み10日目を迎えました。酒母室に入るとタンクには保温用マットが巻かれていたことから、今日も清酒酵母の増殖を促す「湧付休み」の状態でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 蓋が空いたところで、酒母の状態を覗いてみました。今朝の泡は直径3㎝前後のシャボン玉のような泡が無数に広がり、その表面にクリーム色がかったしっとりとした泡がまとわりついていました。香りを確認すると、熟したマスカットを皮ごとすりつぶしたような甘い香りが漂っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 酒母を確認していると櫂入れが始まりました。今朝も櫂棒を軽く引き上げるとその周りの泡を押しのけるように大きな波が立ちました。櫂を入れている時に酒母に耳を近づけると、炭酸ガスがはじける音が微かにシュワシュワシュワ・・・と聞こえてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 櫂入れが終わると検温が行われ、今朝の品温は17.9℃でした。今日は清酒酵母の増殖を促し、翌日保温マットを剥がす「分け」を行います。