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2019.10.11

新米新酒しぼりたて 醪(もろみ)仕込み2日目

蔵だより
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新米新酒しぼりたて 醪(もろみ)仕込み2日目

雨が降ったりやんだりとはっきりしない朝を迎えた10月11日。新米新酒しぼりたての醪は仕込み2日目を迎えました。(留仕込みの日を仕込み1日目として数えます。)
 櫂入れ前の醪を覗いてみました。一晩経過して表面にはお米の層が蓋を掛けたように広がっていました。香りを確認すると始めにアルコール発酵により発生した炭酸ガスが大量に発生していて鼻の粘膜をとても強く刺激しました。その直後に掛米に由来するお米の香り、麹に由来する栗のような甘い香り、清酒酵母に由来する青リンゴやマスカットを皮ごとすりつぶした時の爽やかな香りの中に少し渋みのある香りが混ざって漂っていました。

 

 

 

 

 

 

 醪を確認していると、蔵人が朝の作業を始めました。仕込み2日目は櫂を入れても醪は混ざりませんので、頭の無い櫂棒を醪に突き刺して、穴を開けました。これにより醪中のガスを抜く効果と蓋となっているお米の層を融かす効果があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 5か所穴を開けて櫂入れは終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 櫂入れ後検温をしました。今朝の品温は9.6℃、仕込み後の品温から0.1℃上昇しました。