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2019.10.17

新米新酒しぼりたて 醪(もろみ)仕込み8日目の様子

蔵だより
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新米新酒しぼりたて 醪(もろみ)仕込み8日目の様子

今朝も吐く息が白く、寒さが厳しく感じた10月17日。新米新酒しぼりたての醪は仕込み8日目を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醪を覗くと、今朝は昨日まで見えていたメレンゲ状の泡が無くなり醪が見えるようになりました。そこを見ていると気泡がたくさん上がり、それがシャボン玉のような透明な泡となって広がっていました。さらにしばらく見ていると、発酵により醪が自然に対流するようになり、今朝はタンク中央からタンクの縁へと少しずつ移動していきました。
続いて耳を澄まして音を聞くと気泡が上がってはじける音がシュワシュワシュワ・・・と聞こえてきました。また香りを確認すると炭酸ガスが鼻の粘膜をとても強く刺激し、その直後に青リンゴのような爽やかで甘さの軽い香りがほのかに漂っていました。

 

 醪を見ていると朝の櫂入れ作業が行われました。櫂棒を引き上げると内部に溜まっていたお米を巻き上げながら大きな波が立ちました。並みの立ち方や醪の対流状況から、昨日よりも更に液化が進んでいることが分かりました。櫂入れ後の検温では12.6℃と前日より0.3℃上昇しました。