一ノ蔵活動報告~微生物林間学校~
弊社の酒造りの技術を活用して様々な活動を行っております。そのひとつに、小学5,6年生を対象とした微生物林間学校があります。本年7月24日に開催した内容をご紹介いたします。
ようこそ、ミクロの世界へ。
「いちのくら微生物林間学校」
一ノ蔵では、酒仕込みが終り静まり返った夏場の蔵を開放し、小学5、6年生を対象としたイベント「いちのくら微生物林間学校」を7月24日に開催しました。
「子供たちに微生物についての正しい知識と可能性を知ってもらう」、「子供たちに自然科学に触れ合う機会を増やしてほしい」ことを目的にし、27年前からこのイベントを行っています。
昨年はコロナ禍のためやむなく開催を中止しました。今年は定員を例年の半数に削減し、感染防止対策を徹底した上で開催いたしました。
授業は、酵母を使ったガスの生産を見る実験、コウジカビの働きをみる実験、様々な働きをする微生物のお話、グループに分かれての「商品開発体験」などで構成しております。
来年も7月に開催を予定しております。ご興味のあるかたは、こちらまでご連絡お願いいたします。
電話番号:0229-55-3322(総務課まで)
(参加児童のアンケートコメントから一部抜粋)
・生物の中に微生物も入っているとは思わなかった。今朝行くときは面倒だったが、始まると楽しく遠足のような気分だった。
・思ったよりたくさんの微生物がいてびっくりしました。なかなか経験ができないことを体験でき、またこういった機会があったらぜひ体験したいです。
・キノコもコウジカビと同様に胞子を飛ばすことが、大きさが違うのに凄い。酵母の実験が面白かった。パンの中で同じようなことが起こっていると考えると不思議に思った。
・微生物についてと、商品開発が面白かったです。