ふゆみずたんぼとは…
原料米には、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の田尻伸萠(しんぽう)地区で栽培された「ふゆみずたんぼ米ササニシキ」を使用。「ふゆみずたんぼ」とは、冬の間も田んぼに水を張り米をつくる農法のこと。水を張った田んぼは、マガンなど水鳥の憩いの場所となります。1998年より、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の蕪栗沼周辺において、渡り鳥の生息環境を拡大することを目的に「ふゆみずたんぼ」がスタートしました。取組により渡り鳥の数は年々増えていき、現在はこの地に毎年10万羽を超える渡り鳥が訪れます。
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受賞歴 | 新商品のため順次更新して参ります。 |
生き物と共生しながら育んだ有機米「ふゆみずたんぼ米ササニシキ」を100%使用。 軽やかで上品な香りと、やさしく穏やかな味わいの特別純米酒です。 ラベルには環境に配慮した資材を使い、地球環境について考える1本にしたいという想いを込めました。
精米歩合 | 55% |
アルコール分 | 14度 |
日本酒度 | -3〜-1 |
720ミリリットル | 税込価格 1,650円(10%) |
720ミリリットルJANコード | 4985926153022 |
受賞歴 | 新商品のため順次更新して参ります。 |
原料米には、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の田尻伸萠(しんぽう)地区で栽培された「ふゆみずたんぼ米ササニシキ」を使用。「ふゆみずたんぼ」とは、冬の間も田んぼに水を張り米をつくる農法のこと。水を張った田んぼは、マガンなど水鳥の憩いの場所となります。1998年より、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の蕪栗沼周辺において、渡り鳥の生息環境を拡大することを目的に「ふゆみずたんぼ」がスタートしました。取組により渡り鳥の数は年々増えていき、現在はこの地に毎年10万羽を超える渡り鳥が訪れます。
この試みは渡り鳥を守るだけでなく、農法としても素晴らしいメリットをもたらしてくれました。田んぼに水を張ることで、水の中に菌類やイトミミズが大発生。それを餌にするガンや白鳥などの渡り鳥が栄養に富んだ糞を落とし、水田に残った稲の切り株や藁は微生物によって分解され天然の肥料に変ってゆきます。また、田んぼに生息しているイトミミズやユスリカがトロトロ層をつくり、雑草の種を沈めて抑草効果に繋がります。そして春には水を張った田んぼにカエルが産卵し、害虫が発生する頃にカエルやクモが活躍して、害虫を食べてくれます。
このように農薬・化学肥料に頼らない自然と共生した農法が可能となりました。
ふゆみずたんぼの取組が評価され、蕪栗沼周辺水田は2005年ラムサール条約湿地※1 に登録(水田も含めた登録は世界初)、2017年にはこの地を含む大崎地域が世界農業遺産※2 に認定されました。
本品は「大崎耕土世界農業遺産ブランド認証品」として、地元大崎の魅力を伝えていきます。
※1…ラムサール条約は1971年2月2日にイランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約のこと。正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進しています。(環境省自然環境局野生生物課サイトより引用)
※2…世界農業遺産とは、世界的に重要な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度。何世代にもわたって営まれてきた伝統的な農林水産業、そして、それに伴い発展した文化や景観などを”生きた遺産”として次世代につないでいく取り組みを行っています。
令和5年11月時点では、世界で26か国86地域、日本で15地域が認定されています。
(大崎地域世界農業遺産推進協議会大崎耕土サイトより引用)
蕪栗沼・周辺水田は、マガンやオオヒシクイなど国の天然記念物のほか、絶滅の恐れがある動植物が多く確認されている生物多様性の宝庫です。
本品の売上金額の一部は、蕪栗沼周辺の保全活動等をおこなっているNPO法人の支援に充てられます。一ノ蔵はお酒を愛するお客様と共に「人と自然が共生できる」環境を守り、これからも原料米にこだわった酒造りに精進して参ります。
繰り返し使用できるリユース瓶(R瓶)と、表ラベル裏ラベルともに環境に配慮した資材「FSC認証紙(ミックス)※3」を採用することで、これからの地球環境について考えるきっかけの1本にしたいという想いを込めました。
※3…FSC認証とはきちんと管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届ける仕組みです。FSC認証紙(ミックス)は、FSCが認めている適格な原材料(FSC100%、FSCミックス、FSCリサイクル、FSC管理木材、回収原材料)が複数使用されている製品に付けられます。
(FSCジャパン公式サイトより引用)
軽やかで上品な香りとお米由来のやさしい甘味。後口から余韻にかけてハーブや柑橘を思わせるビター感が続きます。
鯛のお刺身、アサリの酒蒸し、冷ややっこ、フライドポテト、ポトフと合わせてお召し上がりください。
商品の特徴である「お米由来の穏やかな甘味と旨味」を感じられる「常温」または「ぬる燗」がおすすめです。冷やす場合は、飲む直前に軽く冷やしてお召し上がりください。
商品名は「人と自然が共生することについて考えてみた」。
少し長めのネーミングで商品コンセプトの伝わりやすさを意識しました。今までの一ノ蔵には無い商品名です。
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