吟醸酒は元来、清酒鑑評会という晴れ舞台に向けて、蔵元・杜氏らがそれぞれの夢を賭けて、吟味しながら醸す希少なお酒です。吟味はまず米を選ぶことから始まります。
純米大吟醸笙鼓の原料米は、酒造好適米山田錦を惜しみなく削り、精米35%まで磨き上げました。この真珠のような心白米と清冽な大松沢丘陵地下水で小仕込みし、低温醗酵させました。この低温醗酵により「吟醸香」と呼ばれる果実のような独特な香りが生まれます。実にこの香りこそが吟醸酒の醍醐味であり、杜氏の技の見せ所です。
日本酒はハレの酒として古来人々から愛され、親しまれてきました。日本人の知恵と、伝承の技で仕込まれた純米大吟醸笙鼓は、その名を中国漢詩から頂き、飲む人に幸多かれと祈る祭りの清らかな笙や鼓の音が耳に届くように、めでたく、楽しく、賑やかに…と願いを込めて名付けました。
30日以上にわたる長い期間じっくりと低温醗酵させ、これを丁寧に優しく搾り、涼温で静かに熟成させた淡麗の純米大吟醸です。お召し上がりの際は、10~15℃に冷やしてお飲みください。純米大吟醸ならではの清涼感を伴った華やかな香味とバランスのとれた上品な旨味をお楽しみ頂けます。
H.I様
いろんな日本酒を嗜む彼が笙鼓は本当に美味しいと舌鼓を打ちます! 同じ量でもっと高い日本酒も飲みますが笙鼓の方が好きみたいです!
S.H様
丁寧な酒作りが伝わるいいお酒です。
H.Y様
知人宅に手土産で持参してご相伴に与りました。いくらでもスイスイと飲める軽さの中にしっかりとした味わいもあり素晴らしいお酒だと思いました。知人も絶賛しておりました。