イチからはじめるイチノクラシリーズについて
社員の中から中堅、若手の一ノ蔵農社社員、蔵人、営業が主体となり、米作りから酒造りを一貫して行う新プロジェクトが立ち上がりました。
原料米では、宮城県で誕生した品種「吟のいろは」「蔵の華」「トヨニシキ」を栽培に適した自社田を選定、田植え、稲刈りには農社以外の社員も参加し、稲の様子や生育情報をツイッターにて都度公開しています。酒造りでは、2022年7月南部杜氏資格を取得した製造部副杜氏 阿部勝を中心に若手蔵人が主体となって、酒質設計から取り組んでおります。若手のチャレンジにぜひご期待ください。
選んだ3つの圃場について
今回3品種ありますが、トヨニシキについてはグライ系の土壌を選びまして、吟のいろは、蔵の華は泥炭系の土壌を、松山の須摩屋地区という所と船越地区という所を選んでいます。今回の栽培テーマで千粒重ということで粒の大きい酒米を作ろうということと、割れが少ない酒米を作りたいという所だったので、肥沃な田んぼを全て選んでおります。ちなみに偶然なんですが、全て選んだ田んぼが一ノ蔵社員からお借りしているたんぼという、そういった田んぼを選びました。