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一ノ蔵型六次産業は、歴代社長が提唱してきた「農業を中心とした新しい蔵元の形」を表現し、第一次、第二次、第三次産業のそれぞれの数字を掛け合わせた造語です(六次産業は東京大学名誉教授今村奈良臣氏が提唱)。
第一次産業にあたる一ノ蔵農業部門「一ノ蔵農社」は、主に酒米栽培及び休耕田活用を通し、栽培技術の蓄積と地元篤農家への情報提供を行い、地元大崎市の環境保全型農業の推進に取り組んでいます。
第二次産業にあたる、日本酒製造を担う「一ノ蔵本社蔵」では、仕込水は地下100m以上掘り下げた自社井戸から地下水をくみ上げて使用し、原料米は宮城県産米を主体に使用しています。
また造りでは、技術継承の観点から社員の積極的採用を行い、40名を越える蔵人が一丸となり、五感を駆使した手づくりを現在でも大切にしています。更に環境に配慮した製品づくりに取り組んでいます。
宮城県栗原市にある第二蔵「金龍蔵」は、昔ながらの酒造りを後世に残そうと、現在でも南部杜氏が蔵人を引き連れ、造り期間中は、蔵に泊まり込んで昼夜を問わず酒造りに携わっています。
第三次産業にあたる、「一ノ蔵酒類販売株式会社」は清酒販売を通し、お客様へ日本酒とそれを取り巻く多種多様な文化の継承と発信を行なっています。
また「一ノ蔵楽しむ会」を始めとする県内外イベントを通し多くのお客様に一ノ蔵のお酒の楽しみ方、情報を配信しています。
第一次産業から第三次産業に関わる一ノ蔵全社員がお客様へ積極的に情報発信し、皆様に認知され応援して頂くことにより大きな波となり、各産業の垣根を越えた一ノ蔵型六次産業が形成されます。